出処進退

おはようございます。

今朝も強い雨が降っています、何事も起きないように祈ります。
私たちは毎日必ず人と接しています。同じ人、新たな人、親疎さまざまです。その出会い一つ一つが大事です。接し方一つで人生を左右することは間違いのないところだからです。
「出処進退」。
日々の仕事の中で当たり前のようにこの出処進退を行っているのが私たち。皆さんは出処進退をどのようにお考えでしょうか。
会うためにだけ会う、などということはあり得ません。会うにはそれなりの理由と目的があるはずです。ですから出会いの時は「確かに自分を表現」しなければいけません。そうでなければ理解を深めることが出来ないからです。そして言葉や行動は「自分の心を表しているのだ」ということも確かにすべきです。
出処進退の四つのうち、出と進には「人様の助けが必要です」。それに因って「処」が得られるからです。しかし「処」に於いての「対処と退」は「身、一個の決断、責任がある」のです。
このように考えたことがあるでしょうか。
人様に出会ったり、仕事を為したりする場合の確かな意識、覚悟なく行えば、せっかくの「縁」も得ることが出来ないのです。また己の「真価も発揮できずに終わる」のです。「心構え、気構えがオーラ」となって発せられるからです。
何も考えることなく出会ってはいけない、ということです。人として、どう接するのか、どう在るべきかを確かに持って出会うことなくば、使命を果たすことが出来ず、活かされることもないのです。
出処進退の四字はいうまでもなく「行動にその重きがある」ことは間違いがありません。言うだけ、話すだけでは出処進退とは言えないのです。出処進退が確かでなければ説得力に欠け、高言するだけでは「信用を失う」のは当然のことです。
己を何によって活かすのかを確かにしていなければ出処進退に迫力が無く、気迫も伝わらないのです。そのようなことを無くすため「精神」を確かにする、拠り所とする「言葉を持つことが肝要」です。
言葉を知り「言葉に従って暮らし」精神と為す普段の生活が、結果出処進退を確かとするようになるのです。
今日から二泊三日で130名の研修生が入山します。確かな出処進退ができるようにお話しをしたいと考えています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌