蛇行する

おはようございます。

書道高段位受験の皆さんお暑い中ご苦労様でした、これからが道の始まりです。更なるご精進をされ、多くの皆様のお手本となって下さい。
人生を歩む上に於いての「思いは真っ直ぐでなければいけません」、しかし思いは真っ直ぐでも、現実の歩む道は「蛇行するもの」であることも知るべきです。
「道は蛇行するもの」。
山の頂点を目指す道は真っ直ぐな道はありません。必ず蛇行しています。人生の道もこれと同じです。「現実の道は蛇行する」のです、だからこそ「思いは真っ直ぐ」でなければならないのです。
道は蛇行するものと知らずに思いだけで歩み出しますと、様々な問題が生じたとき「ゆらぎ、迷い」が生じることとなるのです。
あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながらも、思いを真っ直ぐにして歩むことで「磨かれ、実力が付き」そして「信頼にもつながる」のです。辛抱は「自らの精進で身につく」のです。
逆に考え高きから低きに流れる水で例えて見ましょう。速い急な流れは物を潤すことはありません、ゆったりと流れる流れは物を人をも潤し大いなる使命を果たします。水は下へ下へと流れて使命を果たすのです。急に流れたり、蛇行したり、ゆったり流れたりと、その流れは水の意のままではないのです。
人生は上を上を目指すのが使命です。真っ直ぐな思いを持ち、その時その時において「ベストを尽くすことで」多くの人の役に立ち使命を果たすことが叶うのです。
仕事が出来る、仕事となる、繁栄が成る、これらのことは全て「人様の役に立ってこそ」です。
人生の頂点を目指すには蛇行しながら、その時その時において役立つことであるのです。ただ自分の思いを真っ直ぐに速くだけではダメなのであります。何がダメなのかといいますと、役に立たないからです。役に立たないから仕事と成らず、仕事が出来ず、繁栄もならないのです。
蛇行こそ人生の道であるのです。折々に役立ってこそ使命が果たせるのです。連休あけ、学校も休みに入ります。子供達のお手本として暑さに負けずしっかりと今週も精進しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌