剛毅と寛容

おはようございます。

M&U受講生の皆さん土曜から一泊二日のトレーニングお疲れ様でした。今回は愛宕寺でしたのでお目にかかれず残念でした。来月は心華寺に在寺の予定ですお会いできますこと楽しみにしております。
今月の最終週暑さに負けずに地に足を付けて楽しく仕事に邁進したいものです。人生の大事が人間関係にあることは言うまでもないでしょう。
人間関係を良好にするには何が大切で何が必要でしょうか、いろいろありますが「謙譲」であり、「負けるが勝ち」という思い、人生、人に勝つことに余り執着しないことです。
「剛毅と寛容」。
剛毅(ごうき)は「意志が強く物事にくじけない」という意味です。物事にくじけないことの秘訣は「人に勝とうとしない」ことです。勝とうとしないということと「目標を達しないということとは違います」。
嫌な人や虫の好かない人、意見の合わない人は誰しもいるものですし、出会うものです。だからといって目標を忘れて嫌な人や虫の好かない人、意見の合わない人と争ってそれ以上に問題を起こしたり敵を作ったり、障害を作るような愚かな行為をすべきではありません。
ときに「寛容(かんよう)」です。この寛容、人を受け入れることによって剛毅が「豪気」となっていくのです。豪気とは「気が大きく勇気があってさっぱりしているさま」をいいます。
人を許すことも己を養うことですから、一度や二度では己を養うことなどはできませんから、生涯にわたっての「生き様」としてこそ己を養えるのです。
人生の勝利に向かうためには、「何でもかんでも勝たねばならない」などという「小さな考え方を捨てるべき」です。この小さな考えを捨てることで「大いなる人生の勝利と化す」のです。
譲ることを知り、負けることを知り、その中で修養を積めば「剛毅と豪気」が具わり、人間として信頼を得るようになるのです。
今夜は「にんげん学」小倉講座、会場でお待ちしております。講義中の論語は様々な人間関係の模様が描かれています、人生の機微を学ぶ聖書です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌