酒はほろ酔い

おはようございます。

毎日暑いですね〜、やはりこのように暑ければお仕事を終えたら先ず泡般若を一杯ですよね〜、適度に冷えた泡般若の喉を通るときの感じがたまりません、まぁ私は四季を通じていつでも同じように般若湯は美味しくいただいてはおります。
「花は半開、酒はほろ酔い」。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」とならないようにしなければいけません。余りの美味しさに泡般若を飲み過ぎて二日酔いとなって地獄を見て、翌日の仕事に支障が出るようであっては奈落の底に自ら墜ちるようなものです。
菜根譚、後段、百二十二条に「花は半(なか)ば開くを看(み)、酒は微(かす)かに酔うを飲む。此の中(うち)に大いに佳趣有(かしゅあ)り。若(も)し爛漫酕醄(らんまんもうとう)に至らば、便(すなわ)ち悪境を成す。盈満(えいまん)を履(ふ)む者、宜しく之を思うべし。」
意は「花は五分咲きを見、酒はほろ酔いぐらい飲む。その中にこの上もなくすばらしいおもむきがある。もし、花は満開しているのを見、酒は泥酔するに至るまで飲んだのでは、その後はかえっていやな環境になってしまう。満ちたりた世界にいる人は、よくよくこの点を考えるようにしなさい。」。
花を見るのも人生、酒を飲むのも人生、何事も人生でないものはないのです。楽しむためにやったのに失敗の種となったなどという笑うに笑えない話は山ほどあります。
不足を思うことから事をなしていくようであっては、何物かを手に入れたとき溺れてしまうことになりかねないのです。
抑制するのではなく確かに物を見る目を養わなければ大切な人生を過つことになりかねません。
高い志、大きな夢を見ることは大事です。しかし余りそのことを思い詰めるのもよくないような気がします。少しの幸せ、少しの喜びを喜ぶ、人生もほろ酔い加減がいいのではないかと思うのです。
今夜も泡般若をきっと私は楽しむことでしょう。皆さんほろ酔いにしましょう、そして大きな夢を見るために布団に入ろうではありませんか。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌