外からの刺激

おはようございます。

9月となりました。残暑がまだまだ厳しいことです。これからは少しずつ朝夕涼風も立つようになり、夏の疲れが出る季節です。これまで以上に体調管理をしっかりとして今月を乗り切ってまいりましょう。
体調管理のためではありませんが、昨日から琵琶湖畔の温泉旅館に一泊でゆっくりしております。夕方温泉に浸かっていますと、何かのご褒美でしょうか、湖の向こうに虹がかかったのです。そして先ほど素晴らしいご来光を拝むことができました。
今月もご愛読よろしくお願いいたします。
「外の刺激が少なくなって」。
私たちは外からの圧力に対する抵抗は強くするものですが、その抵抗が少なくなりますと、ほっと安心して気が抜け自滅するということがあります。
今日から弟子・誠澄は「五穀断ち、塩断ち」を百日行じます。今年はまだまだ暑いですので塩を断つことは少々心配ではありますが、これも行です。
人生は自ら「負荷をかける」ことも大事です。何故大事かといいますと、先に書きましたように外からの問題は結構対応できるのです、しかしそれが無くなりますと油断が生じるのです。
行はすべからく「平常心を身につけ保つ」ためであります。思いがあれば身体が反応するかといえば、そうは簡単ではなく、やはり普段の修練で無意識に身体が反応できるようになるのです。
そのために油断しない身体と精神を「体得するための行」であるのです。
何事かの不足が生まれて正しい判断、対応が出来ないというのでは、せっかく築き上げてきたものが無駄になりかねません、そうならないためにも、自ら負荷をかけることも大事であるのです。
また自ら不足状態にすることで、満足の状態に持って行こうとする活力在るエネルギーのパワーがアップするのです。
明日は「にんげん学」一宮講座です。この講座に出席するにも、何かをやめて出席しなければなりません、この行動も正しい「不足状態」です。自らの行動をするためには、公的なこと、私的なことの中でエネルギッシュに仕事を処理しなければ出席は不可能なのです。
ただ流されているようであってはパワーアップはならないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌