淫しない

おはようございます。

日中はまだまだ暑いのですが、朝夕の星空はやはり秋空のようでキラキラと輝いています。「にんげん学」京都講座ご出席の皆さんありがとうございました。
不動の心、浩然の気を養うには日常に「仁・義・礼」の心を保ち養うことが大切であるということ、しっかりと保ち、どのような外囲の事情にも左右されない己に目覚めてください。
「淫しない」。
私たちはちょっとしたことで人生を乱し、淫する、ということがあります。何に淫するかといいますと、「富貴・貧賤・威武」であります。
少しの富や思いがけない位に昇ったとき、失敗をしてお金に困ってしまったとき、上位者の威光に恐れたりしたときに志を忘れ、自分を見失うということが「淫する」ということです。
せっかくの才能も、築き上げてきた仕事や、友情、様々なものを失ってしまうのは、人としてどう「在るべきか」という「志」を持たずして歩んできたからです。
人として、仁の道を歩み、義の路を歩み、礼を以て人生に対することであれば、どのような富や地位、どのような境遇、どのような人間と出会ったとしても乱れず、淫することなく、迷い乱れるというような人生と為すことはないのです。
確かに人として歩むべき「志を」心に保つことが人生の成功でもあるのです。そうすれば、地位や、貧賤に苦しむような人生をしないのです。
己の心を養うことで外囲の事情で己を見失うことの無いように歩まねばならないのです。
今夜は「にんげん学」大阪講座です。志の大事を学びましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌