雨のち晴れ

おはようございます。

愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいりありがとうございました。愛宕寺では7月来のお護摩、やはりいいですね、皆さんからの祈願護摩木を焚きあげる。皆さんが心願成就のため護摩木一本一本に心を込めて願い事を書き記す。その護摩木を皆さんの手から私の手に、そしてご本尊様へ、ご祈祷が叶うことを確信、祈願に魂がこもります。
「雨のち晴れ」。
昨日は爽やかな秋晴れ、気持ちの良い一日。もちろんこれは皆様とご一緒にお祈りが出来たことが第一、また前日雨模様であったために感じられたことでもあります。
人間の心とは不思議なもの、良い日が続いていて雨が降ったりしますと、嫌な思いをして不足を感じてしまう。
逆に悪天候が続いて好天に変わりますと気持ちも良くなり、感謝の気持ちさえ湧いてくる、全く以て不思議な気持ち。
人生もこれと同じでしょう。不景気や問題が生じたときにこそある意味では喜ぶべきなのかもしれません。何故かと申しますと、己を高めるチャンスであり、新たな目標の設定ともなり、苦労とは言いませんが、事を達成したときほど喜びの大きいものはないからです。それも自分が設定したことでです。
外的要因が良ければ何もせずに過ごすだけの日々となりがち、悪化すれば不平を言う自分ができてしまい、己を高める喜びともせず、得られない不満だけの暗黒の人生、あっという間に没落してしまう恐れを生むのです。
日々油断せず、雨のち晴れを思い、学び修練をしましょう。何の修練も学びもせず人生を晴れのち雨としないようにすべきだと爽やかな祈りの後思うところでした。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌