真っ直ぐだからこそ

おはようございます。

皆さんは自分の心、思い、目標に真っ直ぐ歩んでおられると思います。目標に真っ直ぐであればあるほど、真っ直ぐだからこそ必ず「何かにぶつかる」のが現実です。
意識の中での「道理は結果に真っ直ぐ」ですが、「現実の道は真っ直ぐな道はあり得ません」。道理と現実の違いをしっかりと認識することが「真理を見る眼」。現実の道は「蛇行」しているのです、「真っ直ぐな道はあり得ない」、これこそが真の道理です。
「真っ直ぐだからこそ」。
私たちは論理を知り手にしたときからその論理を「我物としてしまう」のです。いわゆる自分に都合のよいように解釈してしまう。そして真理を真理とせずに衝突を起こしてしまう。
論理を通して自分の確立を図ろうとするならば、「自分の立場を弁える」ことが論理を生かすこととなるのです。真理を誰が手に入れたとしても真理に違いはありません。しかし「立場によってそれは違う」のです。
糸のような雨のひとしずくが天から降り、下へ下へと流れて行きます。しかし真っ直ぐとは行かないのです。米粒のような小石に当たっても方向を変えなければならず、そして蛇行し時間を経て流れ流れて大河となり海に流れ込む寸前になって真っ直ぐに流れることができるのです。
人生もこれと同様、小から大となる。偉大な教えを偉大にするために真理を「我が物とせず」真理として生かさなければ行けません。
真っ直ぐに歩む、そして衝突する、そこで真に真理を体得している者は、争わず、方向を変えて志へ真っ直ぐに歩んでいくのです。
「感情的に真っ直ぐを求めるのではなく」、真の道理に従って人生を大河にすべきであるのです。また真理に沿って歩めばその「心は柔軟性を増し」人と争うことなく必ずや目標を達するのであります。
そのためには「心学」を修し己を養うことを普段にすべきです。今夜は「にんげん学」小倉講座、何を以て心を養うかを示唆するものです。会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌