人の善を

おはようございます。

今朝は熊本、友人のSさんのご子息の結婚披露宴に招かれ昨日お昼から入りました。慶び事はいいものです、結婚披露宴に限らず人様の慶び事はいつも感動します。
慶びにお相伴して気持ちよく帰ります。帰れば明後日私にも「新・山門落慶法要」という慶び事が待っています、こちらは感謝の思いでいっぱいです。
「人の善を道(い)う」。
素晴らしい披露宴でした。Sさんの子育ての一つの集大成、見習わなければならないと微笑ましく席で楽しませてもらいました。
論語、季氏第十六、五条に「子曰く、益者三楽、損者三楽。礼楽を節せんことを楽しみ、人の善を道うことを楽しみ、賢友多きことを楽しむは、益なり。驕楽を楽しみ、佚遊を楽しみ、宴楽を楽しむは、損なり。」
意は「益を得る楽しみに三つ、損を受ける楽しみに三つある。すなわち人間の日常生活に秩序と和合とを与える礼楽を、過不及ないようにほどよく規制して行くことを楽しみ、人の善言善行を口に出して褒め人にも告げ知らせることを楽しみ、賢い友人の多いことを楽しむのは、益である。これに反して、おごりたかぶって人を見下し、わがまま勝手を振る舞うこと(驕楽、きょうらく)を楽しみ、博奕遊芸などに耽ってなまけ遊ぶこと(佚楽、いつらく)を楽しみ、酒色に耽って安逸をむさぼること(宴楽、えんらく)を楽しむのは、損である。」
続けているということは楽しいからです、その楽しいことでも益になる楽しみと、損をする楽しみがあるのです。
いずれにしても自身の思考が行動に向かわせるのです。益者三楽、損者三楽、どちらを楽しむべきかは当然理解できるはずです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌