おはようございます。

23日落慶法要を済ませ直ぐ下関に発ったため昨日帰って改めて新門をくぐりその実感を味わいました。胸に熱いものがこみ上げ感謝の思いが又わき上がり、数歩で通り抜けられるのを、改めて門を通られる皆さんの幸せを願わずにおられず、何度か行き来してしまいました。
子供の時にねだって親に買って貰ったときのように何度も何度も手に触れ、歩きお陰を感じた一刻、今朝は初めて門を開け星空の下で手を合わせました、皆さん本当にありがとうございました。
「峠」。
人生の目標をよく山に例えます。人生を極める山は「一つではなく峠」という字が示すように幾つもの「上り下りの峠がある」のです。上るには一旦下りなければならないのが山であり、人生の山です。下りながらも歩んできた道、歩もうとしている道を信じればこそ上れるのです。
確かな信を持っていなければ下りにさしかかったとき不信を抱き途中で投げ出す人も多くあるのです。上ったり下ったりしながらが人生だということをしっかりと知りましょう。
そのためにも心を調えることが大事です。メンタル、心のトレーニングの大切さがここにあるのです。
今日昼から弟子・誠澄は12月5日まで一週間の「断食・断水・不眠・不臥」に入行。飲まず、食べず、寝ず、横にならずの中で様々な葛藤、心の上下、揺らぎ、妄想が生じます。
そのような中で「信を確立し祈り続け」るのです。ご利益が無いはずがないのです。どうぞ一週間後の12月5日「がん・中風・ぼけ封じ」お灸鉢かぶり加持をお受け下さい、行者が身命を賭してのパワーのある加持です、午前10時からです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌