剛毅木訥

おはようございます。
「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さん冷たい雨の中ありがとうございました。一年お続け下さり感謝いたします。
新年の第一回は1月13日(木)となっております。元気に再会いたしましょう。よいお年をお迎えください。
「剛毅木訥」。
先の言葉は「ごうきぼくとつ」と読みます。昨日学びました論語子路第十三、二十五条にあります。
剛とは「物に屈せぬ事、殊に物欲に屈従しないこと」、毅は「果断、正しいことについて断ずることを知らない者はリーダーたりえない」、木は「質朴、素樸なこと」、訥は「言葉数のすくないこと」です。
現代の人にこの思いが少し足りないなぁ〜と感じている部分です。確かな自分を出さない、曖昧にしていながら、自分を認めて欲しいと願っているように感じるのです。
批判されることを恐れているようにもみえます。知識はあるのだが果断でない、率先して自主的に物事をすすめない、それは自分に素直でない、質朴でないからでもあります。
学んではいるのだが自分の生き様、哲学とするためではないようにも見えるのです。よく話し言葉数は多いのだが行動がない、知るとは行動するためであるのです。
剛毅木訥、一度じっくりと考えてみてください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌