反る

おはようございます。

北九州空港から羽田に向かう機内から今年最後の富士のお山を拝みました。昨日「にんげん学」東京講座の帰りに新幹線から拝めることを楽しみにしていたのですが、お天気はよかったのですが、山並みは霞み拝むことかなわず、一昨日拝むことが出来て一年の締めくくりができ一安心しています。
比叡山に登るときに仰ぎ見た富士のお山の堂々たる姿のようになろうと思ったことが昨日のように忘れられません。
「反る」。
自然は一年を繰り返します。繰り返すことで躍動感ある生命力を示しています。春は芽吹き夏は花咲き、秋は実り冬は枯れる、といった如く元に反ることで今まで以上にパワーアップして春に復帰するのです。
私たちも一年に一度は「反る」ことをすべきです。「反ることでの継続」をすべきです。反ることもなく、無に帰することなくしての継続では「パワーアップはしない」のです。稔った物を収穫した後きれいに元の無の状態にしなければ春になって種を蒔くことが出来ないのです。それ以上にエネルギーを出し切った畑は休めなければいけないのです。
私たちも同様です。事を行えば必ず「始末をつけなければならない」のです。始末も付けずに継続したとしても「何等継続してはいない」のです。元に反り新たな継続をしていないが故に種も蒔けず、花も咲かず、実も稔らない道理が理解できないのです。
年に一度元に反りそして後に再び復帰することが道理に叶っているのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌