初心忘るべからず

おはようございます。

本格的に仕事が始まりましたが、一年の計を全うしてください。全うすることが「人格を形成し信用も生む」のです。
「初心忘るべからず」。
詩経に「初めあらざること靡(な)く、克(よ)く終わりあること鮮(すく)なし」という言葉があります。
これは、誰でも、やり始めはうまくいくが、それを最後まで持続させる者は少ない。という意味です。
何か新しい仕事を始めるとします。そんなときは誰でも、なんとか成功させようと、緊張感をみなぎらせて仕事に取り組みます。ですから成功する確率は高くなります。
しかし、仕事が軌道に乗るにつれて、仕事に対するナレが生じ、徐々に緊張感がゆるんでしまい、ついには気持ちのゆるみから、うっかりミスを生じ、それが結局は、命取りにもなりかねなくなる。
又計画は立てたものの上手く行かずに途中で放り出してしまうということもあります。これなどは計画は立てたものの、何の準備も勉強も修練もしないままに感情の趣くまま思いつきで始めた結果です。思いはいくら正しくとも何の知識も技術も蓄積の裏付けのないままにやったとしても成功するはずもないのです。
世の中にはこういった事例は少なくないのです。いくら感情が豊かであっても論理的裏付けが必要なのです。言葉を少なくして修練行動するようにすべきです。
途中で投げ出さないためには。
1、最初の緊張感を持続させるように心がけること。
1、好調なときこそいっそう気を引き締めてかかること。
1、常に学ぶ事を忘れないこと。
この三つのことを留意する必要があるのです。いわゆる「初心忘るべからず」です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌