知情意

おはようございます。

昨日は静かな旅館を出て近くの野鳥観測センターを訪ねしばし水鳥りを見た後、高月の渡岸寺に祀られてあります素晴らしい国宝の十一面観世音菩薩を拝みました。私も沢山の観音様を拝んでいますが、それはそれは素晴らしい観音様でした、是非一度お出かけください。
今夜は今年初めての「にんげん学」講座。毎年のことですが一宮講座からのスタート、「知情意」が一層求められる時代「心学」を努めて行ってください。
知ることは「物事を確かに進めていく上で大切なもの」です。それは人を思いやる「情が基本」となっていなければなりません。そしてそれを実行していく確かな「意志を強くしなければなりません。
「知情意」。
私は多くの失敗を重ねました。そして「己に腹を立てよ」という人生哲学を確立し、「知識を高め」、失敗の中で「情を知り」、事の完遂は「意志力だ」ということを知らされました。
何度も失敗したからこそたどり着いた考え方です。しかし「挫折をしませんでした」、途中で投げ出すことをしませんでした。何故かといいますと私の中にある「情」が素晴らしい人の生き様に感動し、後に「にんげん学」を学んだからです。
凡人の代表である私は「困ってから」でなければ「学びません、知ろうとしません」、これを孔子は「困知(こんち)」といいました。困ってから学ぶ事、知ることです。この世には沢山の学問がありますが、私はその多くはできませんでした、だからこそ困ったわけで、しかしその困った気持ちの中で何で困るのだろうという自分が自分に問いかける自分もいたのです。
困ったという思いはどうして起きるのだろうと、要するに感情、思いです。全て分かったわけではありませんが、私なりに「一つの思いに至った」のです。
それは「良く思われたい」という気持ちです。この思いを知ったとき、「良く思われたいと思わないようにしようと思ったのです」。
そして「自分がやりたい学び、自分が知りたい学び」をしようとこれまでにやってきたのです。そうしましたら「学ぶ事は尽きない」のです。自分が知りたいこと、学びたいことは楽しいのです。
そこで「知情意」の大事も感じとったのです。これからの時代は一層自分のためになる「学びが大事な時代」となるように感じます。そして「情の学」です。何故ならば世界はせまくなり、価値観の多様性を肌身で感じとらなければいけない時代でもあるからです。
世界の人が必要とする、これまでの価値観を越えた価値観を持つには「心のつながりが一層大事である」からです。でなければ「争いの道しか残されていない」のです。そうならないためにも「心学」が重要なキーとなるように思えるのです。
愛知地区の皆さん「にんげん学」一宮講座、全国の「にんげん学」講座の皮切りです、会場でお待ちいたしております。
今日は楽しい会場ですので、今から楽しみにしております。開講時間を30分早めますので早めに会場におこし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌