節分

おはようございます。

今日は節分、子供の頃は豆まきが楽しかったことを思い出します。豆まきが終わりますと母親が「豆茶」を飲ませてくれました、「元気になるから」と、節分の日だけのお茶、その味の記憶がいつも蘇ってきます。蘇ってはくるのですが、作ろうと思ってやってはみるのですが、どうやって作っていたのかという記憶が思い出せないのです。しかし子供の頃の記憶として味だけは鮮明なのです。
どんなお茶かといいますと、大豆、昆布、梅干しが入り煎じただけでしたが、妙にその美味しさが懐かしい味として残っています。
「節分」。
節分の本来の意味は別として、私は「出会いが節目、節を分ける」ものと考えています。何故かと申しますと、出会いから人生は左右されるからです。それほど出会いは大切です。
だからこそどなたでも良い出会いを求めるのではないでしょうか。良い出会いをするために心がけていることがあります。それは「裏表のある人間にならない」。
「表面的には善いことを言って相手を喜ばせ、心の中ではその人の欠点を嘲笑っている。これは友との付き合いにおいて最悪なことである」と、「呻吟語」で「呂新吾」は言っています。
面従腹背」という言葉もあります。口先と腹の中が違う人間は誰からも信用されません。友人との関係だけではなく、すべての人間関係にこのことは言えるのではないでしょうか。
人生の節目である出会い、裏表無く誠意を持って出会いを重ねたいですね。
夕方には皆様の一年の安泰を祈り365巻の般若心経を読誦いたします、法要後はもちろん豆まき、「福は〜内〜」とだけ大きな声で唱えます、寺には鬼は居ません。今年一年皆様のご家庭、会社に沢山の福が舞い込みますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌