冷静さを養う

おはようございます。

「にんげん学」京都講座ご出席の皆さんありがとうございます。宇治は昨日お昼過ぎからしんしんと雪が降り先日と同じくらいの積雪、皆様のことを心配しながら会場に向かいました。そのような中でご出席をいただき感謝いたします。来月もよろしくお願い致します。
「冷静さを養う」。
私たちは日々仕事を通じ学んでいます、学んでいても外の動きで己を迷わせたり、心の冷静さを失いウロウロするようであってはせっかくの体験をいかすことができません。
なぜ冷静さを失いウロウロするのでしょうか、それは「価値を評価においている」からです。
人生は「勝ったかと思えば負け、得をしたかと思えば損をする、成功したかと思えば失敗する」、このように変転極まりがないのです。
だからこそ平静さ、冷静さを保ち養うことが必要です。そのためには「世間と間を置く、距離を置き」世間の荒波を避け心を静める工夫も大事です。
また「欲に淡白であること」が大事です。欲があるから評価を求め、ウロウロしてしまい冷静さを失ってしまうのです。淡白にするには「欲を志に変える」ことです。
欲に淡白でなければ意志を貫くことは出来ません。志だからこそ意志を貫けるのです。
欲で人生を歩んでいますと失敗したときに「もし・・・あのとき」といった風に悔やみ嘆く人生としてしまい、志で歩めば失敗したとしても「この次は」と冷静さを失わず考えることができるです。
人生は思い通りには行かないもの、だからこそ「心を養い、冷静さを養い、人間力をつけるべき」です。そのためにも欲を淡白にして志と為すことです。
時には寺に来て祈り坐禅瞑想し心を静めてはいかがですか。ムダだと思うこともしてみることです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌