はる

おはようございます。

3月、今月のご愛読よろしくお願いいたします。小雨のスタートですが3月と聞きますとやはり春、小雨がぱらついていても気持ちは晴れやかになります。
「はる」。
春の語源は「張る、晴る、墾る」等々、夢に向かい土を「開墾」し種をまく、木々の芽が張り膨らむのを目の当たりにすれば「心に張り」を覚えやる気も、天候と同じように「心まで晴れやかに」なってくるのが春ではないでしょうか。
さて皆さんは何を心の大地に播こうとしていますか、先日も書きましたが断行しなければ何も成りません。育てる物を持たないのでは日々の張りも生き甲斐も持てないのです。一日為すべき事がないということほど虚しいものはないのです。
育てることは何も難しいことではありません、人に評価を得よう、認めて貰おうなどと考えず、ただ自分に備わっている中で自身が「これならできる」というものを「シンプル」に自然に「養い磨く」だけでいいのです。「何を足そうか」などと「外に求め探すから見つからない」のです。人生は「これならできる」ということをシンプルに「何も足さず」に行うだけで成長進化し、自然人様が生かしてくれるのです。
自然を見渡せば杉は杉として生長し、松は松として生長しています。私たちも自分が自分らしく成長するために自身を育てることに目覚めるだけで良いのです。
私は若い頃にはあまり気も効かず、愚鈍であることを知りました、それからは人様に従うときには忠実で素直に従っていきたいという「心を育て」今日まであります。そして気を張り、心の充実感を味わっているのです。
毎日、毎日新たな出会いの中から様々に従うことを知り、そのことをしっかり出来るような自分を今年も育て、心を耕していきたいと念じています。シンプルに生きてきたお陰でいろいろな方にお声をかけていただき、また新たに開墾できる心に張りを覚えるのです。
張りを覚える大切なことの一つを今月は特に忘れてはいけません、3月は「春の彼岸月」、ご先祖様への供養を殊更に篤くすることです。ご先祖様という根を深くしてこそ現実の人生に生き甲斐という心の安定があるのです。
愛宕寺の彼岸会法要は18日(金)、心華寺では21日(月・休日)です。それぞれ午前10時からです。お早めに回向供養のお申し込みをお願い致します。
今夜は「にんげん学」大阪講座、大阪地区の皆さん心を耕す心学をご一緒しましょう、会場でお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌