一歩ゆずる

おはようございます。

寺の桜は数本が満開、研修生の皆さんには豪華な桜も目に入らないかも知れません、桜の花は本当に華やかで素晴らしいものです。美事としか言いようがありません、天は花を沢山生み出しましたが何故このように美しく作ったのでしょうか。
思いもよりませんがただただ感動するだけです。人様を見るときもこのようにありたいですね。
「一歩ゆずる」。
対人関係の大切さは誰でもが認めるところでしょう。その対人関係で大切な在り方の一つに「自らは一歩をゆずり、他には完全を求めない」ことが大切です。
社会の中で歩んで行くには、自分から一歩をゆずることが「よりすぐれた道」であるのです。この一歩をゆずることが、それがそのまま「一歩を進める根本となる」からです。
人を遇するときには、完全なことを求めないで、九分ぐらいに止めて、あとの一分は寛大にして見過ごすようにすることで逆に物事がスムーズに行き、相手の能力を更に引き出せるようになるのです。
人を「利する」ことがなければ、「自身の利にもつながっていかない」のです。お互い良い仕事をしようとしながらゆずることを知らずしては「争いになる」だけであり、まったく求めているのとは逆の結果となるのです。
一歩をゆずることが、それがそのまま一歩を進める根本であることをお忘れありませんように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
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