難事には

おはようございます。

昨日下山されました240名の研修生の皆さんお疲れ様でした。しっかりと高い志を胸に自分を戒め歩んでください。時には又寺に来て自身と対峙してみてください、ご活躍をお祈りいたします。
「難事には譲る心で」。
昨日も「一歩ゆずる」大事を書きました、今日も同じ事です。「人の心は時々刻々と変わりやすく」、「人生の行路はけわしい」のです。そこで行こうとして行けない難事に遭う場合も生じてくるのです。このようなときはやはり「自分の方から一歩退く、下がってみる」、一歩下がることで「改めて見えてくるものがある」からです。積極的に退くという生き方も知らなければいけません。
そうでなければ志半ばで傷つき倒れるという一番起こしてはならない結果が待ち受けているのです。
また、行こうとすれば行けるところでも、そのまま自分だけの思い通りに行ってしまわず、なるべく「人にゆずる方法を考えながら」行くことが大事でもあります。
事の大事を為そうとすればするほど「人の協力」が大事だからです。「共にという精神」がなければ「いざというときの協力者を得られない」のです。また自分のことばかりを考えて歩んでいるようであっては「大きなことは出来ない」のです。
日常の思考行動が将来を大きく左右することを知りましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東北関東大震災の復興を応援致します。