忠言と甘言

おはようございます。

昨日下山されました研修生の皆さんありがとうございます。昨朝の雨は皆様の門出を祝福した雨であったと確信しております。
これからも思いもしなかったことに直面するときもあります。時に己を見失うことのありませんよう自身の目指す目標を確かにして歩んでください。ご活躍をお祈りいたします。
「忠言と甘言」。
新人の皆様に限らず誰しも優しさを求めることに違いがありません。このような意識の中からは「徳を磨こう、学ぼう」という心は生まれがたいのです。
気をつけなければいけないのは、「耳に聞きづらい忠言を聞いたとき」、「心に思い通りにならないことがあったとき」の事後の行動です。このようなときがあったとき「徳を磨こう、行いを改めよう、修正しよう」という思いを持つことです。
忠言や苦言、思い通りにならない事柄は「己を磨く砥石だと考えるべき」です。
もし、言われる言葉がすべて快く耳に聞こえ、物事がすべて心に満足するようなら、そのようなことではこの人生を「自分で猛毒の中に飛び込み沈めている」ようなものだからです。
快い肯定の言葉を耳にしたいと考えることも同じ事です。「堕落の道へと己から誘っている」のです。
苦言や忠言は耳障りの悪いものですが、己を高めてくれるものであることは間違いがありません。逆に快い言葉は己の精神も肉体もすべて溶かし破壊しダメにしてしまうのです。
生き甲斐や、やりがい、充実感はある程度の困難や苦労をしてこそ味わえるものです。また目標が在ればこそ苦労をしたいと思わずともやってくるのが試練です。それもこれも目標を持てばこそ、苦難は己を磨く砥石であることを肝に銘じてください。
今日は良いお天気です。日曜ですのでお花見に出る方も多いのではないでしょうか、心華寺では午前10時から「水子供養祭」です。お花を持ってお参りください。きっと水子様も喜ばれます。
明晩は「にんげん学」京都講座、明後日は大阪講座です。各会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東北関東大震災の復興を応援致します。