暖かいから

おはようございます。

今朝はよいお天気ですが冷たい朝です。そんな中でも頬をなでる風は日一日と暖さを増しています。桜の花も散り始め木々の若葉は毎日成長しています。遠くの山を眺めますと霞んだように見え動いているようにも感じ、春の山を古人は「山が動く」という表現をしたことに感心してしまいます。
自然は毎日動いています、私たち人も同じです。確かに動き確かに葉を茂らせ枝を伸ばし実をつけたいものです。
「暖かいから」。
自然にめぐってくる四季の気候が、暖かいと万物は生え育ち、寒いと枯れて死んでしまう。人の心も同じではないでしょうか。
人の心が冷ややかですと、天から受ける幸福も少なくなり、薄くなるのではないでしょうか。心がなごやかで、熱意ある人は、きっとその福徳も厚く、その恵みも大きくなり、いつまでも続くのではないかと思っています。
自然にめぐってくる四季のように人生にも四季があります。だからこそ「冬来たりなば春遠からじ」と思い「暖かい心で順境として受けとめ」、平安な時にも緊急の時に対する準備をできるのです。たとえどのような冷たい仕打ちがあろうと受けた仕打ちによって冷たくなるようなことはあってはならないのです。
花々が咲く姿を見て全てを受け入れている健気さに心打たれます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。