標榜

おはようございます。

昨日下山されました研修生の皆さんありがとうございます。三日間よくぞ慣れないことに辛抱いただきました、皆さんに体験いただきましたことは必ずや後の人生に大いに役立ちます、ご精進ください。ご活躍をお祈りいたします。
目標は高言せず静かに「心の底に確かにして」真っ直ぐに歩んでください。そうすることで「必ず自己実現できる道を歩むことが叶います」。
「標榜は人に示さない」。
標榜(ひょうぼう)とは主義・主張などをはっきりと掲げ示すことを言います。主義主張はとても大事なことです。自分が歩む目標、旗印、目印でもあるからです。しかしこの標榜を「高言しない」ことが肝要です。
「口は災いの元」とも申します。とかく人間は「大きな事を言いがちです」から気をつけなければなりませんし、大きな事は「自分の心を高ぶらせ出来てもいないのにあたかも出来るような錯覚を自ら起こしてしまう」からです。
人が失敗をするのは「目指したことで失敗する」のです。ですから出来てもいないうちから「大口を叩かない」ことです。
標榜を立てたなら「静かに大胆に」標榜に立ち向かっていくことです。そして「続ける、継続する」ことです。そうすることで必ず「確かな道を歩むこととなり」成功へと己を導くこととなるのです。
せっかく道を歩みながら志半ばにして挫折する原因の一つが「標榜を高言した禍」から生じるのです。
真の成功者は「よい評判が立つことを望んでいるのではなく」、円満な気持ちで静かに黙々と歩むことを標榜しているのです。道を確かに歩めばこそ一つそして又一つと「その時々に必要な目標に到達していく」のです。
標榜とは「一生の標榜、志」です。欲望は刹那の喜びを追っているのであり、標榜、主義とは旗印を目指し歩むことであり、標榜と欲望の違いは天地の違いであります。今夜は「にんげん学」一宮講座です。愛知地区の皆さん静かにご一緒に学びましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。