刹那的

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。知識に執着しなければ争うこともなく、人様との協調を多くすることとなります。来月もお会いしましょう。
「刹那的にならない」。
道を歩むことに続かない人の特徴は「思いつきで始める、気が向いたら何かを行う」からです。思いつき、気が向いて事を始める人は「何かをやるそばから止めてしまう」のです。
このような人は直ぐ理解するのです、「あっわかった」といって、何の行動もしないのが特徴です。「理解が早い分迷いも早い」のです。「理解した尻から迷う」のです。
このようであっては何物も得られないことを知るべきです。このような人は「勇気がない」ともいえます。また「失敗を恐がっている」ともいえます。物事は「吉凶相半ばする」もの、良いことが起きれば悪いことが、悪いことが起きれば良いことが起きるのです。事を行えば失敗成功が交互に来るものです。どちらか一方が続くなどということはあり得ないのです。「試練がなければ強くも大きくも成らないのが道理」です。
この道理を知れば、道を歩む勇気が出るのですが、道理を知らぬ故勇気も出せず、ただ悶々とした日々を繰り返し、不平と不満を身内や周囲の人に偉そうに言うという日々を過ごしてしまうのです。
思いついたら「続ける」。気が向いたら「やり続ける」ということに気づかなければ、ただ年を重ねるという変化だけで人生を終えるのです。刹那的な生き方をしていれば「耳年増、目年増となって屁理屈の多い人間と化す」のがオチです。人間は進化しなければいけません。
刹那的な生き方をしていたのでは両親からいただいたせっかくの能力を無駄にしてしまうのです。それは「天命に逆らっていること」ですので、天運からも「見放されることになる」事を知るべきでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。