身近で大切なこと

おはようございます。

常々書いております「身近な人を大切に」ということ。身近な人や物が如何に大切かを知る縁(よすが・手立て)は沢山にあります。そのことを通して考えることができるようになれば認識、価値観も大きく変わります。何よりも人様を見る目が違ってきます。
一番変わるのは自分を戒められることです。人に優しく接しても甘えなくなります。あたかも今日は憲法記念日ですが、人が決めたルール以前に人として「どうあるべきかの倫理観が確立する」ということです。無意識に迷惑をかけない行動理念を確立するということです。
「身近で大切なこと」。
何事の基本も「掃除」です。この掃除が確かに出来るようになりますと心の「整理整頓」ができてくるのです。
東日本大震災で被災されました皆様はまだまだ大変な苦労をされています。避難生活のご苦労はいかばかりでありましょう。寝ることも、炊事洗濯もままならない、おトイレもお風呂も自由に入れない、計ることの出来ない大変な苦労です。
どうですか皆さん、着の身着のままでの生活、考えたことはありますか、如何でしょう。
プライバシーがない、身の置き所がない、想像を絶する日々です。私たちはそのようなことを感じることもなく何不自由なく毎日を過ごしています。
肌に付ける肌着を洗濯も出来ず着続けられますか、お風呂も何日も入らずに、掃除も出来ずに、身近なことで「不快を感じることほど不快なことはない」のです。これほど「身近な人や物が大切」なのです。洗濯一つ、肌身に付けるもの一つで感謝の有る無しでは価値観、人を見る目が大きく違うのです。
毎日快適な生活を過ごすことが出来ているのは「身近な人に世話になっているから」です。世話になることを当たり前と取るか、感謝の気持ちで受け取るのかでは人との出会いが違ってきます、仕事での人との出会いも違ってくるのです。
身近で大切なことを沢山気づきましょう。それが人生のチャンスを開く扉に通じるのです。大いに気づく縁、よすが、手立てに出会っていることも自覚すべきです。
身近な人には甘えるのではなく、身近な人には「優しく接すること」です。それができてこそ社会に必要とされる人間となるのです。いくら知識や論理思考が出来たとしても、人様に「感謝と愛情を示すことの出来る心根がなければ」、リーダーとして人としての使命は果たせず、指導力も発揮できないのです。「身近な人に不快を感じさせるから」です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。