驕らず、妬まず

おはようございます。

八重桜の花が木の下に散っているのが幻想的です。花びらが重たいせいなのでしょう、遠くに飛ばず周囲に輪を描いたようにあるのです、それが周りの緑とのコントラストで何か別の世界を創っているように思えるのです、自然はその時々に素晴らしい美しさを見せてくれます。
私たちは知らず知らずのうちに過ちを犯す愚かをしているのではないでしょうか。いくら努力をしているつもりでも仲間や同志が一向に増えないときがあります。何故友が増えないのか、同志を持つことが出来ないのかといいますと、それは人間性を養うことをしていないからではないかということです。
「驕らず、妬まず」。
価値観の多様性は誰でも認めているところですが、人を目の前にしたときに確かにそのように対応できるかとなればいささか?、疑問ではないでしょうか。
人と会話を行う場合、どのように応対、対応するかが大事です。なぜなら人生の展開は「出会い、縁から」生じるからです。
1、人の話を聞いて片方だけの言葉を信じ込み、悪賢い人間に騙されてはいけません。
1、自分の才能を過信して、一時の勢いに頼ってもいけません。
1、自分の長所を誇示して、他人の短所を暴いてはなりません。
1、自分が愚かであるからといって、他人の才能に嫉妬してはなりません。
上の四つの対応に気をつけることが対応を確かにすることに通じます。この四つの過ちは「驕りと、妬み」からくるものです。驕る心は誰にでもありますし、妬む心もあります。無いと考えること自体が驕りであり、妬みなのです。
ここで分かることは「行動ではなく思いと言葉に頼っている者が驕り妬む」ということです。上の四つは特に上に立つ者の心得なければならない事柄です。
これらを心得ていなければ、周囲の人々をその言葉から判断し、忠信と奸臣を見極められないからです。この対応を誤りますと、見せかけに惑わされてしまい、善人と悪人の区別がつけられず、知らない間に腹黒い小人から利用され、後悔しても手遅れになるという事態を招くのです。
昨今の政治家のもっとも欠けているところかも知れません。これらのことは人ごとと思わずに己を戒めることです。驕りと妬みの心は誰にでもあるからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
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