本来の心

おはようございます。

昨夕から明日お昼まで二泊三日で研修生の方が入山しております。しっかりと本来のご自身に目覚めていただき下山していただきたいと願っています。
私たちは温かい言葉を自然好みますし、その反対の言葉を好みません、これはどなたでも感じていることではないでしょうか。人様に温かい言葉をかけることは大切ですが、人様から温かい言葉を欲する心が強くなりますと「心の平安を失ってしまいます」。
「本来の心を失わない」。
自分の功績を誇ったり、自分の学問や技術を見せびらかすのは、すべて「自分以外のものにたよって生きている人に過ぎない」です。
このような人は、人間というものが、その「心の本体は玉のようにかがやいており」、その本来そなえているものを失わなければ、たとえちょっとした功績や知識はなくても、それでもなお自然と正々堂々として人間として生きていくことができるということを知らないのです。
仕事に於いて確かに合っている仕事、合っていない仕事というものはあるかもしれません、一概に言えないかも知れませんが、合っている合っていないで悩むことは人と比べて「出来不出来」から生じるのではないでしょうか。
私たちの心の本体は「無心」です。「一生懸命にやろうという玉のような素晴らしい心がある」のです。その「本体を見失ってはいけません」。
誇る心も、自信を失う心も双方共、心の本体を見失っている故の迷いなのです。人から認められないのを良しとせず仕事を辞めたとします、再就職をしたときには必ず「今度は辛抱して一生懸命にやろう」と思って再出発をするはずです。誰しもこのように「玉のように輝いている心の本体を持っている」のです。
本体である玉のように輝いている心の存在を知れば正々堂々として人間として歩めるのです。
今夜は「にんげん学」大阪講座、大阪地区の皆さん会場でお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。