自ら省みる

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座ご出席の皆さんありがとうございます。毎月勉強することで「自ら省みる」行為ができているのではないでしょうか。
昨夜は満月、宇治に帰る道中を満月が微笑んで見守ってくれているようでした、今朝は西の空にその満月が、おはよう、と挨拶してくれています。
「自ら省みる」。
自ら省みる、ということは簡単なことのようでなかなか難しいことです。自ら省みる「行為が人間をつくる」のですから、とても人生にとって大切なことです。
人間の価値観は何で決まるのでしょうか。
人間の価値にはプラスとマイナスの別があります。富士山のように、どっしりとしていて重みのある人もいれば、羽毛のように軽い人もいますし、塵くずに過ぎないような人もいます。
立派な人は、人間としてプラスの価値を持っています。つまり、「世の中の人々や社会のためになる」ようなことをするということです。
そういう価値ある人間になるためには、常に自分自身の言動を点検し、反省し、「世の中の人々の利益になっているか否かを基準」にして「自分の言動の是非を問わなければなりません」。
自分自身を反省するという行為によって、人は「己の人間性や人格を高めることができるだけでなく」、「仕事の成功に向けて、一歩踏み出すことができる」のです。
考えるとか検討するという行為は、人がみなやっていることです。一般的に、人はひと仕事が終われば、常にその仕事のやり方はどうだったか、成果はどうだったか、出来映えはどうだったかといろいろ検討し考えます。こうした思考や検討は必要です。
しかし、こうした思考や検討をもっと「深く掘り下げ、自らの身を修める」というところまで「深化」させなければなりません。つまり、仕事の出来不出来、やり方の上手下手という上辺の検討に留めておくのではなく、自分の仕事に対する考え方は「道理に合っているか否か」、自分の仕事が「世の中の人々のためになっているか否か」といったことまで考え検討することが大切なのです。
明晩は「にんげん学」一宮講座です。愛知地区の皆さん会場でお待ち致しております 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
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