正身

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。昨日も書きましたが時の過ぎるのはあっという間です。一ヶ月確かにして又来月お会い致しましょう。
「正身(しようしん)」。
よくこのような言葉を聞きます。「社員が言うことを聞くようにするにはどうしたらよいのでしょう」という質問です。このような問題を解決するために行っている一つが「にんげん学」です。
「にんげん学」は「修己治人の学」です。己を修めてこそ人を治めることができるという行動理念です。
論語子路第13、6条に「子曰く、其の身正しければ、令せずとも行われ、其の身正しからざれば、令すと雖も従わず。」。
意は「もし、リーダーが我が身を正していくことのできる人であれば、政治(経営)を行うぐらいは何でもない。為政者(リーダー)が我が身を正しくすることもできないで、民(社員)を正すことなどできはしない」。
人の上に立つ者は、己のあり方が正しければ、命令しなくても、人々は方針に従うのです。そのあり方が正しくなければ、命令をしたところで社員は方針に従わないのです。
「正身」とは、己のあり方、言動、生き方を「正すこと」であり、自分自身を律することなのです。このようなあり方を日常にすれば「社風となり」、令せずとも率先する社員さんが増えるのです。
言葉でする説得も大事ですが、行動せずに言葉で説得しようとしますと、往々にしてただの説教と受け取られ、「またか」といったようにうるさがられ、部下の人達に「侮られてしまう」ようになるのです。
それよりも何よりも、行動による説得力の方が何倍も威力があるのです。
今夜は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん会場でお会い致しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。