克己

おはようございます。

昨日はお昼から浅草に出て浅草寺をお参りして後、「にんげん学」東京講座へご出席いただいています、書道家のM先生が主催します書道の先生達ばかりの展覧会「筆心展」を鑑賞して帰って来ました。
長年精進された味わいのある書を拝見し眼福にひたり、「にんげん学」の後でもあり心晴れやかにして帰りました。
「克己(こっき)」。
何事でも一筋の道を歩もうとすれば「克己心」が必要です。この世にはいろいろ楽しいことがありますし、続けていればこそ辛いと感じるときもあり、そんなとき他の世界に目や心を乱されるのです。
目標があればこそ思うように行かずに悩みが生じ心が乱れるのです。克己は「心にわき上がってくるさまざまな欲望や良くない感情に打ち勝つために必要なこと」です。
書の道であれ、どの道でも精進するには様々な試練を乗り越えた結果でありましょう。だからこそ「師範」にもなれたのではないでしょうか。
「これだ」と決めた道を歩むためには「沸き起こる私利私欲に打ち克つ」ことがなければ「人間社会の規範に立つことはできない」のです。自分の心の中に「巣くう良くない感情や欲望をコントロール」することが克己心です。コントロールすることで何事の成功へも導く道に則る生き方ができるのです。
見事な書を見て大いなる勇気と希望をいただきました。M先生、克己心の素晴らしさ、一筋の道を歩む素晴らしさを改めて実感させていただけたことに感謝いたします。ますますのご活躍をお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
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