身を修める

おはようございます。

台風の影響で一昨日、昨日とよく雨が降りました。今朝もまだ雨模様ですが、月末で週の始まりが用心しなければならない天候というものは個人的には好きであります。
M&Uスクール受講生の皆さん一泊二日ありがとうございます。毎月のご出席感謝いたします。学んだことを心の中で練り上げ工夫し実践ください、日々の意識ある行動がなければ進化はありません、来月もお待ち致しております。
レーニングする、身を修めるということは「他人が善い行いをするのを見れば、自分もそうありたいと願って修養に励む。また、他人の良くない行いを見れば、自分はあのようになってはならないと、自分の行動を反省し戒める」ことだと「荀子(じゅんし)」が言っています。
「身を修める」。
新しい週、5月が終わり6月に入る週でもあります。何となくずるずると6月に入ることのないように致しましょう。
余り神経質になることはよろしくありませんが、たゆまずに身を修めることは大切です。日々変化の連続の中で身を修めることは心を修めることでもあるからです。何を言っても先ず己を正すことがなければ、己の進化もなく、それ以上に新たな発想ともならず、人もついては来ません。たゆまず道に即した動きの中からしか気づきはないのです。
「立派な人間は、なによりもまず、みずからの人間性の修養につとめ、人に接し、事にあたっては、敬い慎む心を忘れないものである」と孔子は『論語』憲問(けんもん)篇で言っています。
また、孟子も、「立派な人間が、必ず大切にし、守り抜いていくものというのは、ただ、我が身を修めるということだけである。だが、それが広く感化を及ぼして、ついには天下を治めるに至るのである」(『孟子』尽心(じんしん)下篇)。と主張しています。
荀子(じゆんし)も、自らの著『修身』の中で、「他人が善い行いをするのを見れば、自分もそうありたいと願って修養に励む。また、他人の良くない行いを見れば、自分はあのようになってはならないと、自分の行動を反省し戒める」と言っています。
言葉より先に行動が在れば、これ見よがしとはならず、社風、家風ともなり、言葉以上の説得力となるのです。
知識を生かし、技術を生かすには先ず人として人にどのように接するかです。その基本が修身(身を修める行動)であることをお忘れになりませんよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。