懺悔

おはようございます。

今日は6月第一日曜日、心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」、午前10時からです、どうぞお参りください。護摩の炎で全てを焼き尽くし再誕する、その思いをするだけで力がわき出てきます。
「懺悔」。
お経をお唱えしますとき先ず最初に懺悔文(さんげもん)を唱えます。懺悔文とは、
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋痴(かいゆむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅしんごいししょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)
の四句を懺悔文と言い、この懺悔文を先ずお経を読むに先立ちお唱えするのです。
意は「私たちはこの世に生存するに知ると識らざるとにかかわらず、四六時中(常に)罪業を犯しているものである。だから此の懺悔文を唱えて懺悔することで、その罪を免れることができるのである。故に罪障を滅することができたので、これからは再び罪を犯すことのないように祈り誓い心して暮らします」。
私たちは先ず自らを律することを自ら誓わなければいけません。自身を律することが何事の基本でもあるからです。「罪業を犯している」ということは少し大げさなように受け取られる方があるかもしれませんが、私たちは多くの方々のお世話になっているのだ、という意味もあるのです。
知ると識らざるが、その意味であり、私たちは見ることの出来ない多くの人々にお世話になっていることに気づかず、無知であるのです。これが罪でもあるのです。
この知ると識らざるとにかかわらず、ということを知っただけでも新たに出会った方にでもこれまで沢山のお世話になっているのだと考えることが出来れば、意識が変わり、初対面であっても親しんで感謝の気持ちで出会うこととなり、また新たな良い展開があるのです。
どうぞ日々懺悔文を唱えお仕事に取りかかってみてください。日々継続しますと必ずや大きなご利益があります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。