できること

おはようございます。
6月も半月を過ぎ折り返し、山登りでしたら下りにかかったということでしょうか。目指すものをつくり、そこに向かって歩んでいるときは心は希望に満ちあふれています。そして事が成ったり、成らなかったりと様々な思いもし、心の中に様々な思いが去来します。
人生は繰り返しです、成っても成らなくとも、この繰り返しの中で、どのような姿勢で生きるかが大事です。
私は出来ることで人生をコツコツと歩み多くの人と出会いを得て今日まで来ました。私の言う「出来ることで」ということは、新たな出会いをした場合「できることしかしない」というのではありません。
新たな出会いの中で「自分が出来ることはないかと探し行うこと」です。それが私の考える「出来ること」です。出来ることというのは、どのような新たな仕事の中でもあります。全く新しい職種や仕事を目の前にしたとき、目にすることは全く知らない完成の世界です。それを見て多くの人は、出来ない、と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。
「できること」。
修業時代から私は新しいことに直面しますと、新しいことですから、自分が想像することも出来なかった故に新しいことであり、完成の姿を見ればその過程、プロセスがどうなっているのかの見当もつきません、しかし「何か出来る」と考え探したのです。
そうしますと、「あるは、あるは」で沢山あるのです。物一つ運ぶこと、手伝うこと、いろいろとあるのです。全体を見れば、出来そうもないことが、「部分を見ますと」、「出来ることが沢山あることに気づかされる」のです。
ですから新たなことを見たとしても、茫然自失とはならないのです。
逆に新たなことを知る機会に恵まれた事への感謝と喜びが生まれるのです。
人生を行き詰まらせたり、発展がないと嘆く人が在ります。そのように考える人は「出来ることということを取り違えている」からです。どのような新たな仕事でも出来ることは沢山あるのです。新しい世界への扉を開きたいと考えながら一歩踏み出せない人は、仕事をする前に収入や、上手下手、上下関係を考えてしまい一歩踏み出す行動にならないのではないでしょうか。
歩む姿勢を確かにすれば、上手な人を見れば尊敬でき、年下の人が優秀であればこれまた尊敬でき、収入が減ったとしてもそれは我欲であり、小さな自分の世界に囚われている故に一歩を踏み出せないのではないでしょうか。
自分の確かな人生、可能性のチャンスを自らの誤った考えで閉ざすべきではありません。
物事を正しく知り、知ったらその知識を思いやりを持って生かし、行動は勇気を出すことです。勇気は自分の行動のために振り絞るものです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
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