苦を味わう

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席ありがとうございます。やはり日本列島は長いですね宇治を出るときには土砂降りの雨、どうなるのかと出たのですが東京はお天気でした。
上京するおり富士のお山を雲中に拝み今月21〜22日の富士登山を思い浮かべました。
どうぞ皆様ご参加ください、何が素晴らしいかといえば「苦しさが素晴らしい」。苦しさは自分で解決し乗り越える気概と体力の必要性を実感できるのが素晴らしいのです。そして「乗り越えたときの達成感が筆舌に尽くせない最高の味」。
人生はこの陰陽の道理を体感、体得すれば必ずや「目標は達成せられ、成功をつかみ取る」こととなるのです。
雲の中でも富士に手を合わすのは、未来が見えないのと同じ事、しかし雲の向こうに富士が在ることを知っているから手を合わせるのです。人生も目標に向かって歩むのは歩む先に目標があることが確かだからこそ歩むのです。道理を知れば人生楽しくなります、帰りは富士のお山がスッキリと拝めるのではないかというワクワク感です。道理を知ればモチベーションが落ちないのです。
「苦を味わう」。
苦労は買ってでもせよと古人は言いました。しかし売られても買いたくないのが苦労。誰しも苦労などはしたくはないのです。でも苦労はするのが人生、人生は「糾える縄の如し」とも言います。苦あれば楽あり、楽あれば苦ありとも。
しかし苦を苦と感じない自分を作ることはできます。それは「道理を知り信じること」です。
信があればどのような苦があったとしても苦とは感じないのです。感じないのではなく、例えば一時間苦痛を感じたとすれば倍する楽が在ることを信じているからです。このように言えるのは信によって何度も体験したからです。
明日は「大般若経六百巻転読会大法要」です。六百巻という膨大な般若の知恵が凝縮されたお経です。ありとあらゆる苦悩を解決する法が説き示されているのです。
六百巻転読会で転読された風に当たるだけで「転禍為福、禍転じて福と為す」ご利益があるのです。それを信じて私はこれまで歩み様々な苦を味わい、その苦の何十倍の福を得たのです。信じることは「考えに幅が出来、人間性も豊かになる」のです。
どうぞ明日は万障繰り合わせてお参りの上、般若の知恵の風にあたり、禍転じて福と為すご利益を得て下さい。お待ち致しております。風がなければ花は咲かず、実もつけないのが道理です。そして稔ることがなければ落果せず、繁栄の継続も無いのです。
信をバカにしているようではあなたを信じてくれる人も現れないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。