行動力

おはようございます。

今日は「大般若経六百巻転読会大法要」。一年に一度比叡山延暦寺から6名の大徳をお招きしての法要。是非ご利益をいただいてください。
一昨日から宿泊されてご奉仕お手伝いにお出でいただいている方々があります。毎月の法事の時も同じですが、ありがたいことです。
ご奉仕は言葉以上に大変なことです。ご奉仕下さる皆さんはそれぞれの家庭、会社に戻りますとやはりと言ってよいほど確実に歩んでおられます。
「行動力=精神力」。
行動力は精神力です。それも教えに「忠実であればこそ」行動力と精神力となります。忠とは先日も書きましたが「心の中心」を言い、自分の心の中心に「教えが在ればこそ」素直に行動が出来、故に「行動力」となり、継続することで「精神となり」持続することで「精神力となる」のです。
正しい教えに従って行動することは「快感を味わう」のです。人間はこの「快感が深ければ深いほど力となる」のです。
故に「ぐらつかず、途中で投げ出すこともなく」何事も達成しないはずがないのです。現実社会での行動力とは「働くこと」。働くとは「端(はた、周り)を楽にさせること」。これは奉仕の精神。喜び楽しく働くことに快感を感じる人は社会の人に喜び迎えられることは至極当然、当たり前のことです。
人が嫌がることの中にこそが「発想、アイデアの宝庫であり、嫌なことだからこそ喜ばれる」からです。このような精神、行動からは「仕事が無くならない」のです。
楽をしたい、楽をしたいと自分の楽を願っている「不快な毎日を送る」ような日々の在り方からは「衰退の道しか示されない」のです。
般若とは知恵のことであり、般若の上に「大」がついている法要が今日の法要。大とは「無限、無辺広大なこと、際限のないこと」をいいます。般若波羅蜜波羅蜜とは「彼岸」という意味。彼岸は「覚りの境地」。波羅蜜という言葉で気づくのは「六波羅蜜」です。六波羅蜜の第一が「布施波羅蜜」です。布施は奉仕のことを指しています。奉仕、働くことに快感を感じられれば、どんどん大きな成功が当然の如くもたらされるのです。不快を毎日感じるようではどんどんと奈落の底へ堕ちていくのです。
どうぞ今日はお参りをして御仏と固い約束をして「布施波羅蜜」を日々行動できる初日と致しましょう。さすれば広大無辺なる際限のない大いなる幸福が舞い込むこととなります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。