実力

おはようございます。

水子供養祭」お参りありがとうございます。水子様もきっとお喜びでありましょう。来月はお盆の月です是非またお参りください。
日々新た、好きな言葉です。新しい週の始まり、この言葉を知ったお陰で毎日希望を新たにできます。今日こそは、今日こそはと毎日新たな気持ちになれるからです。
「実力」。
確かな目標を持たなければ「実力は養えません」。最近の大人は「小成に安んじている感が否めません」。どのようなことかといいますと、「地位に到達することが目標になっている」のです。
「事を為す」ことではなく、地位に到達することに重きを置いている故に「実力がない」。表現を変えれば「パフォーマンスだけ」で、何等実力がないのではないかと思われるのです。
人生は結果を求めて「終生修行」なのです。終わりという意識がないのが「リーダーの修行観・人生観」でなければなりません。
書経(しよきよう)に
「その善を有りとせば、その善を喪(うしな)い、その能を矜(ほこ)れば、その功を喪う」。
意は「おれは立派なことをしているんだ、とうぬぼれたりすれば、せっかくの立派なことまで台なしにしてしまう。また、おれは仕事ができるんだ、などと人を見下したりすれば、せっかくの功績まで帳消しにしてしまう」ということです。
これは「小成に安住している」のです。地位や功績を、これ見よがしにひけらかしたりするのは、もってのほかということです。
立派なことを言い過ぎていますと「いつかはメッキがはがれる」こととなり、いっぺんに信頼を失うのです。立場を得れば「何を言っても良いというものではなく」、常に「さらに一歩上を目指す」べきです。リーダーの仕事の一つは「人間(己)を鍛えること」でもあります。
頂上に立つということは「風雨にさらされる」ということです。(頂上を目指す人は多方面から頂上を目指していますので、コースによって見る景色が違うのです。故にいろいろな注文が出ることを知るべきです)。せっかくそういう場に「身を置きながら、井の中の蛙」になって、自分の進歩を止めてしまうのは、愚かとしか言いようがないのです。
常に実力を養うよう「心学」を修めましょう。心学を修めない故に自惚れ小成し、せっかくの能力をダメにしてしまうのです。今夜は「にんげん学」京都講座、会場でお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。