心晴れ晴れ

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんお暑い中ありがとうございます。厳しい暑さの中また急遽日程変更の中でのご出席感謝致します。
「にんげん学」講座では事前に出欠をとりません、自身の学びは率先して初めて血肉となるということを信じるからです。そのような中でのご出席に感謝いたします。
昨日も書いていますが、すべてを受容する中で徳を磨く人生こそ平安で楽しい人生となります。
「心晴れ晴れとして」。
戦いモードを捨て、受容モードで日々具わった「徳を磨く人生であれば楽しい人生」となります。勝った負けた、損した得したなどの一過性のことで人生をハラハラドキドキと不安の思いをして暮らすよりも、全てを受け入れ味わう人生はよほど楽しいのです。
それを可能にするのが「徳を磨くこと」です。
書経(しよきよう)に「徳を作(な)せば心逸(こころいつ)して日に休(きゆう)し、偽(ぎ)を作(な)せば心労(こころろう)して日に拙(せつ)なり」とあります。
意は「徳を行っていれば、毎日、心楽しく安らかに暮らすことができる。逆に偽を行っていれば、心が疲れて毎日の仕事もうまくいかなくなる」。この場合、徳を善、偽を悪と解すると、わかりやすいかもしれません。
このようなことは、誰でも覚えがあるはずです。何か少しでも心にやましいことがありますと、それがいつまでも引っかかって、心が晴れません。時には、何十年まえのちょっとした失敗が記憶によみがえってきて、うなされたり、ため息をついたりする羽目になります。人間ですからある程度やむをえないかもしれませんが、こんなことが続きますと、精神衛生にもよくありませんし、仕事にも影響してきます。
それを避けるためには「慎独、独りを慎む」ことで徳の修養をすすめることができるのです。
どういうことかと言いますと、だれでも人目のあるところでは慎重に振る舞いますが、独りになると、つい羽目をはずすものです。そこで、まず独りになった時に自分の心を正し、行いを正すことです。ふだんからそういう努力を続けていれば、人目のあるところでも、羽目をはずしたり、足をすべらしたりする心配がなくなるのです。
独を慎むという修養法を普段にすれば楽しく晴れ晴れとした人生とすることが出来るのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。