人をも

おはようございます。

昨日は某銀行の「ニューリーダー経営研究会」という次世代の若い経営者の皆さん約100名の方にお話しをさせていただきました。
若いということはいいですね、若い時分に同じようなことを言われたときには、何でかな、という思いをしましたが、今では分かりすぎるほどわかります。
その中で人様に対するとき「好きという気を発しましょう」という話をしました。
「人をも幸せにする」。
老子16章に「夫(そ)れ物は芸芸(うんうん)たるも、各(おの)おの其の根(こん)に帰る」とあります。これは「幸せな人は、他人をも幸せにし、心に不満のある人は、他人をも不幸へと引き込む、平和も調和も愛も、自身の幸せから始まる」、と言っているのです。
他の人を幸せにするには、先ず自分自身が幸せでなければなりません。私は毎日目覚め日々為すことのあることが幸せだと思って今日まで過ごしてきました。あれがなければ、これはなければ、こうでなければという不満を思うのではなく、朝目覚める、庭を掃ける、花に水をあげられる、お経を上げることが出来る、様々なことができる、そして人様との出会いがあることを幸せだと感じ日々を過ごしたからこそ、多くの出会いがもたらされたと感謝しています。
人生は自分の思いに「帰結する」のです。無いからこそ得る夢を見ることが出来る、無いことや得られないことに不満を持つから周囲の人をも不幸へと導くことになるのです。そして不幸の連鎖が始まる。
幸せだと感謝して人様と接すれば人をも幸せにします、そして更に多くの人と出会いがもたらされるのです。今を感謝出来ない人間は未来をも幸せにはできないのです。なぜなら常に今だからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援致します。