必ず行動

おはようございます。

7日、日曜日から始まった「少年少女親子塾」も今日午後3時で修了。今回は残念ながら父兄のご参加はありませんでしたが、小学校一年生から64才の私まで総勢18名での合宿、元気に終えそうです。
「必ず行動」。
合宿の徳目は「必ず行動」。同じ事を全員がやる、理解度は関係ありません、出来ない子があれば出来るまで他の全員が待つ、という非効率的な修行です。本来修行は集団では行いますが、「自習」が基本です。いわゆる「自らが習う」こと。
「一つずつ積みあげること」です。一つを体得しなければ「次に進まない」のが修行です。「分かった振りをしない」、「言葉で誤魔化さない」という「自覚を持つ」ことが修行です。
子供達に理屈を言わないで行動して貰うやり方は現代には、そぐわないかもしれませんが、体や表情に優しさ、暖かさを持って対しますと、ついてきてくれるのです。また、出来ることを急ぎませんので、感じとってくれるのかもしれません。必ず行動ということを基本としていますと、得手、不得手があることを体感しますから、待つこと、率先すること双方を率先することにもなるのです。
彼らが成長して寺での生活を忘れてしまうでしょう。しかし、何かあったときは、この強烈な生活体感が「蘇る」事は間違いがありません。どのようなことが蘇ってくるかと言いますと、「不撓不屈(ふとうふくつ)」の行動力です。最後までやる、出来るまでやる、という精神が蘇ることを信じているのす。
精神が精神となるには一つのことを継続しなければ精神とはならず、信念にもならないからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。