純粋

おはようございます。

「陽を得たいなら、陰を取り込め」という言葉があります。言い換えれば「結果を得たいなら、確かなイメージをして修練せよ」ということです。昨日までお盆でしたが、陰である「感謝」が出来ないようでは「結果は得られない」といえます。感謝とは表現を変えれば「受け容れる」こと、人は「受け容れられれば悦びです」。これほど人間を「歓喜に誘うものはない」のです。
受け容れてこそ新たな「学びのテーマが得られる」のです。拒否は「停止、立ち枯れするだけ」です。
「純粋」。
経験、体験をして純粋さを失っていく人を多く見ます。いわゆる「こんなもんや、と侮ってしまう」、真剣さ、まじめさを失って、トレーニングをしなくなるのです。
私たちは日々マントラ真言を唱えます。このマントラ真言は「陰の中の陰」と言われます。陰→陽というこのプロセスを魂から喜んでいる、体得している故「継続する」のです。陰は喩えれば「谷間、低んずること」です、谷間、低い所に全ては集まってきます(受け容れる)。陽は「散ずること」ですから、散じたら「集積しなければいけないのが道理」です。受容は「調和」、自身と相手の調和を図る事です。
多くの人は結果を得た体感を持ちながら、その体感で「純粋さを失っていく、陰の気を失っていく(集積することを忘れる、受け容れることを忘れる)」のです。純粋というのは「真っ直ぐ」ということ、一途です。「それ以上とか、もっと」とかという「欲望に犯されている心理状態ではありません」。欲望に犯されている状態は「自分だけの悦びの追求」であり、共鳴する悦びでありませんから、和合、調和が無く、滅びる末路が待っているだけです。
純粋に唱えているだけで幸せであり、行動となればなおさら真摯になるのです。為るならないという迷い、疑いを持たずに行動しているからです。ですから精気(精進した気、悦びの気)、エネルギーが発せられ「良縁、調和」が生じ、また「陽、良果が得られる」のです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。