いろいろなことで

おはようございます。

ずいぶんと夜の明けるのが遅くなってきました。今頃の蚊に刺されますと非常に痛痒く感じます。毎日蚊に私の清らかな血を布施しています。本音を言えば噛まれたくはないのですが、どうも私は人様以上に虫に好かれるようです。
汗をかきますと、ほのかに昨夜の般若湯の香りが汗と共に漂い蚊を引き寄せるのかもしれません。これも普段の布施が足りない故の結果だと受けとめています。普段の不摂生が四季折々修行を自ら厳しくしているようです。
「いろいろなことで」。
真っ直ぐに道を夢に向かって毎日歩んでいます。そして書物に書かれていないことや、今までになかったことなどを体験します。いわゆる「何で」という体験、経験を多くするのが人生でもあるのでしょう。
この「何で」と感じたときに「道理を疑わないこと」が大事です。昨日も書いていますが、真っ直ぐに歩む純粋さを失ってはなりません。学んでいるときは蚊にかまれることも、般若湯を飲むようになることも考えてもいなかったのです。
軽はずみなことを言うなどということも、美しい人と出会うなどということも、嫌な人に出会うことも、お釈迦様が説かれた四苦八苦も現実の生活を行ってこそ感じ取れるのです。「水清ければ不魚住」、いろいろなことがあって人生であり、楽しくも在るのです。いろいろ、悲喜交々を味わい逞しく育ててくれるのです、人生歩々道場。
だからこそ真っ直ぐ道を歩むことです。自分が良いことをしていると考えていればいるほど、蚊に噛まれて道を踏み外してはならないのだ、と蚊に感謝しています。小さな蚊が何でこんなにも痒いのだ、と怒ってもどうしようもないのです。しかし、こんちくしょう、と思う未熟な64才がいるのも事実です、今までの修行は何だったのでしょう。
そうです修行は永遠だということを気づかせるための蚊だったのです。小さな蚊でも侮るなかれ?ですね〜、偉大な蚊です。と頭で思っていても、あぁ〜かゆい〜。
苦楽を知ってからが本当の修行の始まりでもあるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。