縁尋機妙

おはようございます。

関西国際空港から3時間半あっという間に香港、これくらいでしたら普段の移動時間と同じくらいで疲れは感じません、宇治から関空まで遠いのが難題ではあります。これは贅沢な話、わがままです。
お昼前の便でしたので飛び立って水平飛行に入り12時、機内食で泡般若と葡萄般若をいただきながら、思わぬ美味しさにさい先がよいと一人で悦に入り、昼食を終えて気持ちよく雲の上に乗った気分でzzz、目が覚めたら香港国際空港、1時間の時差、現地時間2時50分に無事到着。
税関を30分で通り抜け、空港から高速で20分でホテルへ、観光客でいっぱい。夕食は海鮮料理をいただきました、きっと太って帰るかも知れません。
新鮮な魚介類を買い入れてお店に持って行き調理していただく、驚きです。驚きの一番は「蝦蛄(シャコ)」ガレージではありません、このシャコが30センチもあろうかという大きさ、幅も5センチ近く、まあ、びっくりしました。美味しさもびっくり。
香港の港は入り江になっていて停泊したり、台風を避けたりするにはもってこいの港に見えます、昔から西洋列強国が停泊地と考えたのは宜なるかなと思いました。
「縁尋機妙」
「えんじんきみょう」と読みます。意は「よい縁がさらによい縁を尋ねて発展していく仕方が誠に妙である」という意味です。縁が良い縁かそうでないかは時間が経ってからでなければわからないことです。しかし縁がなければ次の縁が得られないことは確かなことです。そこで大事なことは「縁とは縁を尋ねる機が誠に計らいを超えた妙なるものだ」と魂の底から信じて出会うか否かです。
結果を見てから縁を信じるようであっては良縁を尋ねる縁のパワー、縁を引き寄せるパワーとはなりません。理を信じて行動し、失敗したとしても必ずその真摯な態度からは得るものを多くするのです。
これと対句で「多逢勝因(聖因)(たほうしょういん)」という言葉があります。「よい人に交わっていると、気づかないうちに、よい結果に恵まれる」ということです。
この言葉を知り、これまで何事もいい機会だ、いい場所だ、いい人だ、いい書物だと考え精一杯努力をしようと取り組んできました。
香港の人との出会いはまさしく縁尋機妙、多逢勝因であると、言葉のパワーに浸って、紹興般若の心地よさで昨夜は休みました。昨日は着いて美味しい食事をいただくだけでしたが、今日は仕事です、淡々と真剣に一日を過ごします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。