驕らない

おはようございます。

所変われば品変わる、驚きですね、香港ではお金を国が発行しているのではなく、銀行が発行しているのだそうです。もちろん国の厳しい管理の下で行われているのですが、驚きました、そして色がカラフルなこと。
年間観光客が800万人来るそうです、そのほとんどが買い物客だというのですからこれまた驚き、私のように買い物をしない外国人はぶぅ〜と言われそうです。
しかしそうは言いましても、一人の人を通してはるばる日本からやってきたのですから、人の力は偉大です。一昨日の「北京ダック」をいただいたお店は渡し船で渡る船上レストラン「珍宝王国、龍軒」、いかにもいかにも香港といった風情の真っ赤っかでランプがいっぱいのお店でした。
昨日は鎌倉の大仏様もびっくりするくらいの大仏様をケーブルに20分乗って拝んできました。また15メートル位の高さで幅1メートルの板木36枚に般若心経が彫ってあるのも驚きでした。
夜は上海料理、どこの店もお客でいっぱい、これも驚き。これからも人様を大切に謙虚に感謝しなければいけないとしみじみと紹興般若の酔いで心地よく休みました。
「驕りは滅亡の始まり」。
論語に「貧しくして怨むことなきは難く、富みて驕ることなきは易し」とあります。意は「貧乏していても人を怨まない。これはむずかしい。それに比べて、金持ちになっても人を見下さないのは、まだやさしい」。
というのです。下積みの時や苦労と思うことをたっぷりと体験している時に、人を怨むようであっては物事の達成はなりません。何もないうちに人を羨んだり、妬んだりしているようでは、目の前に存在している素晴らしい人々をお手本と出来ないからです。
「富みて驕ることなきは易し」と孔子は言っていますが、これも又難しいのです。富めば、つい人に驕りたくなるのです。努力して抑えようとしても、顔や態度、言葉のはしはしにしばしば現れてくるものです。これが人間というものです。
驕りが何故悪いのでしょうか。言うまでもありませんが、「まわりの人々の反発を買う」のです。そして驕りは道理に反したことをもやってしまいかねないのです。
調子に乗っているときはまだいいのです。勢いがありますから、その勢いでまわりの反発を一応押さえることができます。しかし、人生、調子のいいときばかりがあるわけではありません。落ち目になりますと、下り坂になった途端に今まで押さえつけてきた反発が表に噴き出してきて、叩かれてしまうのです。
人間は謙虚が大事。上げ潮の時であればあるほど謙虚さが大事であることをお忘れ無く。こうは書いていますが、いつになったら私には上げ潮がやってくるのかな?・・・!まぁいいか?。上げ潮に乗らなくとも飛行機に乗って帰ります?。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。