一体感

おはようございます。

この三日ほどお数珠(じゅず)のことを書いていますので、この機会を捉えて「念珠法(ねんじゅほう)」のことを書いてみます。念珠法とは「真言を唱え仏と一体となる「入我我入観(にゅうががにゅうかん)」のこと」です。和合法といってもいいでしょう。
「一体感」。
信じる仏の「真言(しんごん)」を唱え、宇宙と一体となり我身を自然の中に生かすことが念珠。日々最低でも千回唱えるところから始め、一体感となるようになるまで日に万の数の真言を唱え修行します。
そうすることで「絶対の体感を得る(対立のない世界が現出する)」ことになるのです。絶対観というのは、相手と一体感となること、相手に受け容れら、自身は受け容れるということ。
この念珠法を体得すれば現実の「仕事の成就、対人関係がうまく結ばれる」ということが現実となります。しかしそのためにも「知識と技術は常に錬磨しなければならない」ことは言うまでもないでしょう。
人間関係が上手く行ったとしても、知識もなく、技術もないのではお話になりません。そのうえで念珠法を日常とすれば「鬼に金棒」となることは疑いありません。
どのような仕事の発展も意志の疎通が大事です。そのためには先ず相手を受け容れるということが魂の底からできなければいけません、和合です。そのための日々の念珠法であります。相手を認めることなく、自分が上だと考えているようでは一体とはなれないのが道理です。
人間関係がある程度出来上がりますと人は知らず知らずのうちに上位に立とうとして一体感を失い、バランスを無くし、高いところから加速がついて転げ落ちる仕儀となり惨めな末路を向かえることになるのです。このようなことにならないためにも日々の念珠が大事なのです。
今夜は「にんげん学」小倉講座、九州地区の皆さん会場でお会い致しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。