お参り

おはようございます。

今日は9月第1日曜日心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです。大型台風は各地に被害をもたらしました。被災されました皆様心よりお見舞い申し上げます。今、宇治は風が止み何か妙な静かな朝です。風の音が止んだからかもしれません。
未だ足下が悪いですのでお出かけになります皆様どうぞ気をつけてお参りください。台風12号で被災された皆様方の復興と、東日本の皆様の復興を共にお祈りします。
私は実家が東北、山形市の寺の生まれ。最上三十三観音、八番霊場ですからお参りがよくありました。皆さん毎日熱心にお参りにこられる姿を見て育ちました。
「お参り」。
「何でお参りするんだべ」、と子供心に素直にお参りにこられる人に聞いたことがあります。「守ってもらえっから(因みに山形弁です)」という答え。何で「守ってもらえるんだべ」というと、「お参りすっからだ」と言う。それから私は素直にお参りをするようになったように記憶しています。
人生いろいろなことがありますが、ずっと守られてきました。理屈ではありません、守ってくれると漠然とですが信じてきました。漠然とでも不信感を持ったことはありません。そして安心して日々を過ごしてきたのです。
ですから未来に対しての不安は一度も感じたことはありません。何をやっていても守ってもらえるという気持ちがあったからです。
みんな神様やという事も聞きました。神様の言うことは「聞ぐんだべ」ということも。だから人様の言葉を素直に聞きました。素直に聞きますと一日やることが無くならないのです。
自分一人だったら何をしたらいいのかも分からないのに、やはり人様は神様です。いろいろな神様にお仕えしました。お仕えしただけなのに誉められたり、頭を下げてくれる人も現れたのです、まったく不思議です。気づいたら今があります。お山で掃除ばかりして下ばかり見ていたのに。私に出来ることを指図してくれた人に感謝です。
お参りすると守られる、今は確信になっています。
明晩は「にんげん学」京都講座、京都地区の皆さんお会いできますことを楽しみにしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。