捨てる

おはようございます。

昨日は二十四節気の白露、いよいよ秋。自然は止まることを知りません。如何に暑い日があったとしても虫の軽やかな声が響いています。私たちも黙々と無心に在りたいですね。
「捨てる」。
楽しく生きるには昨日も書きましたが、楽しむことです。楽しむには「計らいを捨てる」ことが一番かも知れません。何を捨てるのかといいますとやはり「欲」でしょう。
何かをやろうとしてそのほとんどが続かないということを子供の頃経験しました。始めたということはうまくなることを夢見たり、それを楽しく思ったりしたからに違いないのです。
しかし続けられない。何で?と思ったのです。答えは「上手な人と自分を比べていた、できる人よりもうまくなろうとしていた」からです。せっかく楽しい思いをしてやり始めたにもかかわらず、「心が人に奪われて続けられなかった」のです。それに気づいたのです。ある時から「人に勝とう、人よりもうまくなろうという気持ちを捨てた」のです。
始めた頃の気持ちに戻って、「自分のため楽しんで続けよう」と思うようになったのです。続けていきますと結構昨日より今日、といった具合に自分なりにうまくなるのが分かるのです。それが又楽しさを生むのです。
今では下手でよかったと思っています。だからこそ続けて来られたと。世間は欲を捨て「出来ることを素直に精一杯楽しくやれば」必ず「自分に見合った今日の仕事を与えて下さる」のです。そして又チャレンジすることがもたらされるのです。
人と比べて上手になりたいという欲を捨てて楽しい毎日があります。このように歩んで来たお陰で世界が広がり今日は東京にも出られます。そして共に学ぶ人とも出会えるようになったのです。
人よりもという苦しい辛い人生では続けることが出来なかったのではと心底思っています。東京地区の皆さん「にんげん学」東京講座の会場でお待ち致しております。
楽しみましょう人生を。楽しむ心が継続をもたらし、継続が真の力を生むのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。