不惜身命

おはようございます。

人生は楽しくありたいですね。そのためには「覚悟」が大事です、外連味(けれんみ)のない覚悟、外連味とは人様に対したときは「はったりをいわない、大口を叩かない」、自分に対しては「真っ正直に素直に生きる」ということです。
「不惜身命」。
「ふしゃくしんみょう」と読みます。法華経の中に在る語です。「身を惜しまない」こと。事に対したとき「命を懸ける」ことです。命を懸けると言ってもこのようなことは「人に対して宣言するものではなく、自身の心の内に秘めてこそ」です。
私たちは何かを身につけたと感じたとき「己を過信しやすくなる時」でもあるのです。このような心が芽生えたとき、「人を傷つけ、自分を傷つけてしまうという現実を必ず引き起こす」のです。
不惜身命がなぜ大事かと言いますと、事が失敗したときや上手く行かなかったとき「責任を転嫁しない覚悟の人生とすべきだから」です。自分の人生なのに人の所為にしたり、周りに責任を転嫁をすることが、すなわち「人を傷つけ、自分を傷つけることだから」です。覚悟のない人は自分の「人生を歩んでいない」ともいえます。だから覚悟も出来ないのです。
命を懸けますと、失敗や間違いを起こしたとき素直に反省ができるのです。ところが覚悟、命を懸けて仕事に対していない人は、失敗や間違いを起こしたとしても反省すらできないのです。だからいくら経験を重ねたとしても進化できずに愚痴や繰り言、他人の批判をいうような人生としてしまうのです。
覚悟があれば、常に全身全霊を傾ける外連味のない清々しい人生を送り輝ける人生と為すのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。