三楽

おはようございます。

友はいいものです。友はいろいろな友がいますが、やはり切磋琢磨できる友がありがたいですね。
友というものは自ずから礼儀が伴っているもので、やはり非礼では友としては継続しないものです。なぜ友ができないのだろうと悩んでおられる方がおありでしたら、敬と忠という心が足りないのではないかと一度考えてみるのもいいかもしれません。
「三楽」。
論語、季氏第16、5条「孔子曰く、益者三楽、損者三楽。礼楽を節せんことを楽しみ、人の善を道(い)うことを楽しみ、賢友多きことを楽しむは、益なり。驕楽を楽しみ、佚遊を楽しみ、宴楽を楽しむは、損なり。」
意は「孔子言う、益を得る楽しみに三つ、損を受ける楽しみに三つある。すなわち人間の日常生活に秩序と和合とを与える礼楽を、過不及ないようにほどよく規制して行くを楽しみ、人の善言善行を口に出して褒め人にも告げ知らせることを楽しみ、賢い友人の多いことを楽しむのは、益である。これに反して、おごりたかぶって人を見下し、わがまま勝手を振る舞うこと(驕楽)を楽しみ、博奕演芸などに耽ってなまけ遊ぶこと(佚遊)を楽しみ、酒色に耽って安逸をむさぼること(宴遊)を楽しむのは、損である」。
孔子は楽しみの中にも、この益者三楽、損者三楽のあることを教えています。楽しいからこそ継続し、一方は人間性を高め、一方は堕落していく、この二つの三楽、しっかりと戒めたいことです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
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