小人とならない

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。ずいぶんと涼しくなって来ました、お体に留意して学びを実践下さい。来月またお会いしましょう。
昨日学びました出処進退、大変難しいことですが、出処進退如何で人生が大きく変わってきます、心して学ぶべきでしょう。
何事にでも言えますが、「わからないことを、わからないままにしておきながら、わかったような素振りをするのは小人であり」ます。人様はそんな節穴ではありませんし、愚かでもないのです。そのような態度が最も非礼であります。その非礼さに気づかなければ一生「わかる」とはどういうことかということすらわからないままに人生を過ごします。そのような自覚のない人間となってはいけません。
「小人とならない」。
小人というのは、「自分の事だけを考える人間」、「知っているだけでで出来ると錯覚している人間」、「困難な事が起きたら避ける人間」、「責任感や良心を感じない人間」、「少しだけ出来て自惚れる人間」、「誰でもできるようなことが出来ても威張る人間」、「自分より下手と思われる人を見て見下す人間」、「年下をバカにする人間」、「上の人間にことごとく反抗するような人間(長幼の序を知らない)」、「欲が先の人間」、あげればきりがありませんが等々を指して小人と言います。
リーダーになる資質の一つは「どれほどこの世にわからないことがあるのか、出来ないことがあるのか、自分より勝れた者がいるのか」を知ることでもあるのです。このことを実感できてこそ真実の大人になれるのです。
しかしリーダーは「誰にでもわからないことを聞けばよいということではありません」、「聞くべき相手が肝心」です。「聞く相手によって侮られたり、バカにされたりするから」です。だからこそ学び修練することが大事です。
何時も愚痴と不満をいっているような身の程を知らない小人とならないようにしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。