反発

おはようございます。

私たちは「反発、反動することで」進化成長しています。言葉に反応し、態度に反応し、様々な事柄に反応し次の行動を行うのです。故に「反発する」ことを正しく認識すべきです。反発は「理性ではなく感情で行い」目の前のことに刺激を受けて様々な動機付けとするのです。自分に優しい言葉には優しく反動し、耳障りが悪ければやはりそのように反発するようにです。これらは自分が感じていることだ、ということを忘れてはなりません。反動することで豊かに生きることが大切であり、人生を貧しく生きてはなりません。
「反発」。
反発という言葉は、反論とか、意見を異にすることと受けとめる方が多いのではないでしょうか。もちろんその意味も含まれることに違いはありません。ここでは大きな観点から見ての反発を指します。
おはようと相手が言えばおはよう、ありがとうと言えばありがとうと応える如くです。必ず人は「反応する」のです。
人はいい話を聞きたいと願っており、良い縁を得たいとも願ってもいます。又相談やアドバイスを受けたり、年上の方や上司そして同僚や後輩の方と話したり、はたまた夫婦間、親子間、兄弟、友達といった具合にいろいろな人と出会い話すのが日常です。
この日常の出会いでの反応を拒否、反抗心で対してはなりません。耳障りの悪い言葉、目障りの悪い態度行動に出会ったときこそ正しい反応をしなければならないのです。
なぜならば反発することを常としていますと後輩や、部下、目下の人達からの反抗に出会ったとき、徒に己の心を騒がし己を見失うような怒りを発する仕儀になりかねないからです。人は相手によって対応が変わることを知らねばなりません。上の人に対するときは慎重ですが、下と思われる人にはその限りにはあらずということです。
また逆に嬉しい喜ばしい反応があったときも用心すべきで。なぜなら過度の期待をしてしまう危険性がはらんでいるからです。常の反発心はこのような危険性をはらんでいるのです。
何れにしましても己を見失うことのないように反応すべきです。そのためにも「どう在るべきか」を常とし、人様と対したとき温かい嬉しい対応をすれば新たな素晴らしい世界へと導かれ、歩む道も安定し進化できるのです。
未来に不安無く、希望を多くするのは「相手に勝つという反抗心を捨て去ること」です。一般的に思われている反発心を捨て去れば和合のパワーがあふれ出るのです。一滴の雨が小石の抵抗にあっても逆らわず流れ大河になるように。己を見失わず正しく反動すれば人生に事業にさまざまな事柄にサポートする人が現れてくるのです。
明日は24日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。愛宕寺のご本尊様は「将軍地蔵」様。地蔵尊の中の地蔵尊、将軍地蔵です。地蔵は「大地の蔵を象徴しています」。大地は全てを「受け容れるパワーを持っています」、故に万人が「拠り所とする」のです。その「パワーに浴するのが明日」です。午前10時から是非お参りください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。