復習

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。昨日は冬を思わせるような寒さ、秋の夜長復習をしながらもお大事にお過ごしください。来月もよろしくお願いします。
「復習」。
復習は「教えられたことを繰り返し練習すること」です。復習を行える人はそう多くはありません。復習を行った人と、行わなかった人との差は時間が経過することで明らかとなります。
復習と同じ意味で温習という言葉があります。「温」は、たずねならう、習熟する意で繰り返し練習すること。おさらいをすることであります。どちらも心から意識して上達を願うのでなければできないことです。
私たちは毎日同じ事を繰り返しています。繰り返して一日を終えると言っても良いでしょう。ですから漫然と繰り返す人と、意識して繰り返す人との違いが日一日と顕著となるのです。
何の努力もすることなく一日を過ごすのか、たとえ一分でも意識して何事かをやって過ごすのかでは時間の経過によってその差を大きくします。「時は金なり」などといった人もおります。
知識を得たとしてもその知識を知恵に変えなければ力にはなりません。知恵とは「人間力」です。人としての魅力です。ただ単に知識を持っていたとしても人間力が無ければ人から生かされることはありません。
人間力、魅力とは「人を受け容れる人間性」です。人は選びます、それは瞬間にです。その一瞬に春風の如き態度を取ることが出来るようにすることです。
それには知識が人から認められるためにあるのだと考えているようであっては顔貌に出ます。
この知識は何と素晴らしいのだろうという思いから「身につけずにおるものか」という尊敬の念で温習、お温習いできるようであれば、自ずからその風貌には春風のような雰囲気を漂わせることになるのです。復習、温習ができるような人は、人の恩義も分かる人であるのです。そのような人には必ず見合った地位、ポジションが天から与えられることになるのです。
教えを心に温めて日々を過ごすことこそ知らず知らずの中に人間力となるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。